経済界で温暖化対策が騒がれている。
元米副大統領のアル・ゴアが世界に警告したのが大体15年ぐらい前だから、やっと本気で焦り始めたという感じだ。
もっぱらの課題はCO2削減だ。
CO2が温暖化の主な原因だと考えているからだ。
でも、CO2が温暖化の原因だと明確に説明できる人は少ないのではないだろうか?
地球の歴史から見ても、CO2は疑いなく温暖化の主要因だった。
それは以下の論文データを見れば明らかだ。
(出典:Nature)
上のグラフが「気温変化」、下のグラフが「CO2濃度」。
どう見ても同じように動いている。大昔からずっと。
CO2濃度が上がれば、気温も上がる。これが根拠。
また、上がっては下がるのサイクルなのも分かる。
CO2濃度が180ppmから280ppmの間を上下してる。
グラフでは80万年前からずっとだ。北京原人より昔。
今の濃度はどうか?
下の論文データでは、2019年に410ppmになっている。
因みに2020年には417ppmになった。
(出典:NOAA)
産業革命前(1760年以前)は、大昔からのサイクルの上の方である280ppmだったが、そこから下がることなく、今に至っている。
つまり現在のCO2濃度上昇は、地球のサイクルとは関係なく、間違いなく人間の経済活動が原因。
まとめ
CO2濃度が上がれば、気温が上がる。
現在のCO2濃度上昇は、経済活動が原因。
だから経済活動の見直しが必要になっている。