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半導体、スマートカー、米中Tech戦争

世界中で半導体が足りていない。
電気自動車(EV)の増加が原因だ。
今まで半導体と言えば、
スマホやPC、サーバーがメインだったが、
そこにEVが入ってきたわけだ。

iPhoneのアップルだって、アップルカーをつくる。
クルマはそういう製品になったということ。
「スマートカー」というらしい。

最先端の半導体が作れるメーカーはごくわずか。
しかも60%が台湾。TSMCって会社。
世界中が台湾の半導体を欲しがっている。
台湾周りで米中が穏やかじゃないのはそれが理由。

アメリカも指をくわえているだけじゃない。
台湾を味方につけるために武器をたくさん送ってる。
台湾依存を避けるため、IBMやインテルといった米企業も、先端半導体の開発に本気モードだ。

台湾はアメリカの味方だから、
中国は台湾の半導体が手に入らない。
だからファーウェイはメインのスマホ事業がヤバい。
そこでスマートカーへシフト予定。
自前の半導体を作る予定らしい。

まとめ

半導体がスマートカーの勝敗を分ける。
だから米中での半導体めぐる競争が激化する。

参考

半導体不足への米政府支援、持続が肝心 半導体業界を悩ませている生産不足を解決するには、多額の資金が必要だ。さらに、資金以上の多くのものも必要になる。jp.wsj.com

台湾危機を語るなら、まず論じるべきは半導体だ──イアン・ブレマー<台湾をめぐる米中対立の核心は「半導体メーカー」にあり。この視点から見えてくる両…www.newsweekjapan.jp

IBM、2ナノ半導体が示す「ムーアの法則」と米国回帰米IBMは2ナノメートル(ナノは10億分の1、nm)プロセスの半導体製造技術でテストチップの作成に成功したと5月6日(米国www.nikkei.com

ファーウェイと重慶長安汽車、車載半導体でも提携へ=関係筋複数の関係筋によると、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は、スマートカー分野で、自動車大手、重慶長安汽車との提携jp.reuters.com

(トップ画像:日本経済新聞