実践

SDGsの意義

ゴールを設定して、その実現のために行動する。
人類全員で解決するべき課題。

SDGsはまさに「人類が自らの未来を自ら選び行動する」ということの具体的な動きです。この活動は「人類の自由」への第一歩になるでしょう。

SDGsとは?

SDGsは2015年に国連サミットで採択された、国連加盟193カ国が達成を目指す2030年までの国際目標です。その目標では、飢餓・病気・児童労働などの貧困問題の解決や、水汚染・気候変動・エネルギーなどの自然破壊問題の解決が、多数選ばれています。そしてこれらは国や企業だけではなく、人類の一人ひとりが考え行動して実現すべきゴールなのです。SDGsの「誰ひとり取り残さない」という共通理念は、「誰ひとり無関係ではない」と捉えることができると思います。

SDGsの「持続可能な開発目標」とは、経済成長、環境保護、社会的包摂の3つの両立を意味します。これを弁証法的に解釈すると、まさに資本主義社会における人間の活動と、自然破壊や貧困といった問題の間にある、敵対的矛盾を克服することを意味しています。

SDGsはあくまでも自由への第一歩

SDGsはあくまでも敵対的矛盾の克服の第一歩です。何故ならSDGsは「利益」と持続的発展の両立を目指しているため、それはまだ資本主義社会の延長線上だからです。SDGsに貢献する企業への投資が増えるのは、投資家の間で今後リターンが大きくなるという共通認識があるからで、依然関心があるのは利益の方です。企業も同じで、SDGsに貢献している方が投資してもらえ、利益を上げることができるから取組むのであって、関心は利益にあります。それでも資本主義社会において最大の価値を持つのが利益である以上、まずは利益と持続的発展の価値を結び付ける事は必要なプロセスだと言えます。

SDGsが終了する2030年頃には、「利益」の存在がある限り本当の意味での持続的発展には限界があることが問題になるでしょう。その頃には、お金や国家という存在を見直す議論が始まっているかもしれません。そして、本当に実現するべき新たな社会の在り方について、人類の一人ひとりが考え始めるでしょう。それは「人類の自由」を実現するための第一歩なのです。